環境に対して、緑を育てること、森をつくることと同じ発想に基づき、空気の熱でお湯を沸かす「エコキュート」や太陽エネルギーを電気に変える「太陽光発電システム」などを利用した、家計にも環境にも影響の少ない暮らしを応援しています。
暮らしに対する先人の知恵を現代によみがえらせた技術がミサワホーム独自の「微気候(びきこう)デザイン」です。微気候とは「小さな範囲の気候」のこと。例えば東北では「いぐね」と呼ばれる屋敷林が夏の暑さや強い風から家を守り、過ごしやすい環境を生みだす工夫がされていました。また一般的な家屋でもかつては深い軒(のき)や縁側など、微気候の知恵が活きていました。仙台市泉区の「エムズガーデン南中山」では住まいや敷地だけでなく、その地域特有の風環境などを取り入れた微気候による街づくりを進めています。夏涼しく、冬暖かい環境づくりでエアコンや暖房機器などの使用頻度も軽減でき、どなたでも地球環境に配慮した毎日を過ごすことができるようになっています。
環境や経済的な負担を減らした暮らしができるエネルギー自給率100%以上を実現した「ゼロ・エネルギー住宅」の開発、無駄なく貴重な資源を使い切ることを目指したミサワホーム独自の木素材「M-wood」「M-wood2」などの開発・採用など独自のテクノロジーで環境に最大限、配慮した住まいを実現しています。
社員それぞれが環境に対する問題意識を普段から持つべく、「MISAWAオーナーの森」へ間伐などのボランティア参加や環境に配慮したハイブリッドカー使用の推進などさまざまな観点、立場からエコロジーについて取り組んでいます。
ミサワホームの環境に対する取り組み、産業廃棄物の低減活動などが評価され第8回「地球環境大賞」(日本工業新聞社、フジサンケイグループ、旧通産省、旧環境庁、世界自然保護基金日本委員会特別協力ほか、1991年制定)を受賞いたしました。
東北ミサワホームでは宮城県から県有林約5ヘクタールを無償で借り受け、ネーミングライツを導入。CSR活動のひとつと位置づけた環境貢献を行っています。